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コラム
第29話 野外コンサート by 矢萩 秀明

 2017年の8月、久しぶりに野外コンサートに出演しました。
明るい日差しの中で風に吹かれながらプレイするのは気持ちがいいものです。
しかし、ミュージシャンにとって野外はいいことばかりでゃありません。
むしろ心配事や困った事が沢山あるのです。

風対策
野外に風はつきものです。譜面を使わないのがベストだけれど、譜面仕事の時には、気持ちのいいはずの風が大敵になります。風で譜面がめくれてしまったり、飛ばされてしまったり、酷い場合には、突風で譜面台ごと吹き飛ばされたりすることもあります。
私は、譜面をどの曲もA4見開き2ページになるように書き直して、曲順通りにファイルに入れました。その上で事務用のクリップで譜面台に固定しました。もちろん、その上でなるべく暗譜しましたので何の問題もありませんでした。他にも透明のアクリル板を置いたり、紐を渡したりして視認性と譜面が風に飛ばされないようにする方法があります。

日差し
明るい夏の日差しの中での演奏はとっても開放感のあるものです。
しかし、この日差しがクセもの。チューナーのLEDが見えない、エフェクターのOn/Offランプが見えない、ラックの液晶画面が見えないなど、いろいろ困った事がに、、、。
場合によっては、照り返しや逆光によって譜面や楽器の指板が見えなくなることも、、、。
こうした機材に直射日光が当たらないように庇をつけたり、サングラスをするなりの対策を考えておきましょう。

音が流れる
野外ではステージ ・モニターの音が風で流されてよく聞こえなくなることがあります。音は空気の疎密波ですから、風で流されるのです。そのためステージ上のサウンドがスカスカになるのです。
余韻もあまりつきません。自分一人で演奏しているような寂しい感じになりやすいのです。そうすると気持ちが乗らなくなったりすることもありますから要注意です。リバーブ感も薄くなりますからいつもより深めにリバーブをかけてもよいでしょう。

虫対策
夜になって照明が明るく照らし出すと、ブヨやアブ、ハチ、蛾などの虫が照明につられてステージに寄ってきます。
幸運を祈ります。

雨対策
野外の1番の敵はこれですね。雨や雷、雹など、場合によっては生命に関わります。
私は八神純子&Melting Potの頃、何度か野外で嵐に遭遇しました。
その中で昔の後楽園球場で行った野外コンサートの時には、ゲリラ豪雨に なり、エフェクターは水没、当時のメインギターのギブソン335は、水に流されました。これも運かも知れませんが、できる対策があったらしておきましょう。


汚れ対策
一日中外にあった楽器や機材はほこりや土で汚れています。特に大問題なのは海辺でのライブです。潮風が楽器に大きなダメージを与えますから、厳重に注意です。
特に金属部分は塩分をよく取り除きましょう。

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