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コラム
第39話 トニック・ディミニッシュの応用について by 矢萩 秀明

 トニックやサブ・ドミナント、ドミナントのコードに対して使うことができるディミニッシュ・コードを「トニック・ディミニッシュ」と呼びます。
装飾的な使い方をするコードで、通常はトニック→トニック・ディミニッシュ→トニックと言うように主たるコードの間に挿入してサウンドに変化をつける為に使います。サブ・ドミナントやドミナントの場合も同様です。

 これをソロに応用しようと考えた時に、「トニックやサブ・ドミナントやドミナントのコードに対してトニック・ディミニッシュをかぶせて使うことができる」と考えます。
大まかに云えば、コードの機能はトニックとサブドミナントとドミナント3つしかありませんから、ほとんどのコードにトニック・ディミニッシュを使うことができることになります。

例えば、keyがFメジャーの場合、サブドミナントはB♭M7です。
この場合のトニック・ディミニッシュはB♭dim7です。構成音は、B♭、D♭、E、Gです。
これをスケールにする場合に隣の音との間隔を全音-半音とするか、半音-全音とするかで二通りのスケールができあがります。
前者はディミニッシュ・スケールであり、後者はコンビネーション・オブ・ディミニッシュド・スケール、所謂、コンディミです。

この二つのディミニッシュ・スケールの構成音を、書き出し、B♭M7に対して協和するのか、不協和なのかを検討し、より協和する方のスケールを選びます。
私は、B♭ディミニッシュ・スケール選択しました。

次にドミナント・コードのC7の場合も同様に考えます。
トニック・ディミニッシュはCdim7です。
これに対するスケールも二通り考えられます。
私は、Cコンディミを選択しました。

次に、トニック・コードFM7に対して使われるトニック・ディミニッシュはFdim7です。
これまでと同様な作業をして二つのスケールから、私はFディミニッシュ・スケール選択しました。

ここまでの結果は、
B♭M7 (SD)=B♭ディミニッシュ・スケール
C7 (D)=Cコンディミ
FM7 (T)=Fディミニッシュ・スケール

これをすべてコンディミに変換すると、
B♭M7 (SD)=Cコンディミ
C7 (D)=Cコンディミ
FM7 (T)=D♭コンディミ
となります。

この手法を、自分の演奏したい曲のコード進行に当てはめて練習してみましょう。
ただ、これはなかなか強烈なサウンドです。使い方に慣れるまでは、コードが変わった時に、はじめにコード・トーンを弾いてからコンディミを弾くようにするとよいでしょう。

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