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コラム
第54話 浅草JAZZコンテストに思う事 by 矢萩 秀明

 第33回浅草JAZZコンテストに行ってきました。
ボーカル部門8組、バンド部門8組による本選会でした。

私は、コンテストの出演者やゲスト・ジャズミュージシャンの演奏を聴きながら、いろいろ考えさせられました。
例えば、「JAZZとは何か?」です。
この答えに最も近い演奏者がグランプリを手にするべきだからです。

 すごく巧い演奏でも、それが即興ではなく、決まったものをただ弾いているだけだったら、それはJAZZと言えるのでしょうか?
まあ、コンテストですから、皆さん、出し物をしっかり固めて来るのは当たり前かも知れませんが、きれいにこじんまりとまとまっている方が多かったと思いますが、私は不満でした。

 最後に、審査委員長の原信夫さんが、総評した中に答えがありました。
「音楽には感動が無ければ駄目なのです。」
私も、まったく、その通りだと思いました。
巧く聞こえる演奏よりも、自分が感動し、人をも感動させられる演奏ができること。
音楽にとって、最も大切な事は、これではないでしょうか。
でも、これが一番難しいことなのです。
私にどこまでいけるでしょう?
祈りながら一歩一歩進みます。

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