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Q&A
<Q2> ダブルストップをきれいに弾くには?
MSさん (2001/11/16)
 矢萩先生ご無沙汰してしまっています、Mです。今日は、質問がありましてメールさせて頂きました。今さらと言った内容なのですが、ダブルストップを弾くとき、UPとDOWNとでピッキングすると、音の粒だちが変わってしまって・・・。その変わったのを上手く使うのも方法だとは、思うのですが早いダブルストップの時に、自分で納得出来ないのです。多分、答えは「練習あるのみっ!」だとは、思うのですが何か、コツやアドヴァイスを頂けたら幸いです!!アメリカが、大変な事になってしまって僕の計画にも多少ながら暗雲がたちこめて来てしまっています。が、しかし諦めた訳ではないので頑張りたいと思います。久々のメールなのに、相談ばかりですみません。また、メールさせて頂きます。では、失礼致します。


<A> 矢萩秀明

 ダブルストップをきれいに弾くのはコードをキレイニ鳴らすのと同じです。ストロークにスピードが無いとアタックがずれて聴こえます。また、ストロークのやり方が悪いとトップの音がきれいに鳴ってくれません。これから説明する方法を試してみてください。

1.ピックが弦に当たるまでの助走距離をほとんど取らない。
2.ピックはあまり強く持ち過ぎないようにして、スピードのあるストロークをする。

例えば、ダウン・ピッキングの時は、ピックが弦に当たるまでの助走距離をほとんど取らないで、逆に弦をヒットした後の距離を取るようにする。アップの時はこの反対。

 例え話しです。AさんとBさんが競走します。AさんとBさんが競走します。Aさんはスタート・ラインのかなり手前から助走を付けて走りだしたのでスタート・ラインを通過した時のスピードはかなりの勢いがありました。しかし、途中で息が切れてきてだんだんスピードが落ちてしまい、ゴールを通過するときにはほとんど歩いているようなものでした。ですからゴールのテープも切れることなく地面に落ちただけでした。もちろんAさんはゴールを通過した後すぐに止まることができました。Bさんはスタート・ラインから助走を付けずに走りだしたのでスタート・ラインを通過した時のスピードは大したことは無かったのですがだんだんとスピードが出て、ゴールをすごい勢いで通過しました。テープはぷつんと切れ、Bさんは勢いがあったのですぐには止まれずにしばらく走ってから止まりました。さあゴールを通過した時のスピードはどちらが速かったでしょう?答えはBさんの方が圧倒的に速かったのです。わかりますね。これはスピードのあるダウン・ストロークをするための例え話しです。スタート・ラインは6弦、ゴール(そしてテープ)は1弦です。ダウンストロークの時、助走距離をあまり取るとピックが6弦に当たった時にほとんどのストロークのパワーは放出されて6弦がグワンと大きく鳴ります。後は余韻と言うか、急に止まれないので慣性の法則に従って手が動いていくだけでもうスピードはすっかり落ちています。大抵の場合、1弦に当たらなかったり、当たってもかする程度です。これでは低音弦は強く鳴り、一番強く鳴ってほしいトップの音が小さくなってしまいとてもバランスが悪いサウンドになってしまいますし、6弦を強くヒットした時のバチバチ言う耳障りなノイズも出ますし、スピードが落ちている分アタックもジャラジャラとばらけてしまいます。このような人は、言い方を変えれば、6弦に目標を定めてしまっているのです。1弦に目標を定めれば当然1弦をヒットするときのスピードが一番速くなるはずです。ヒットした後かなり手を振ってから止まるはずです。これがスピードのあるストロークをするためのヒントです。簡単な原理です。やって見せられないのが残念です。ダブルストップを弾くときも助走距離を取らずにストンとまっすぐにスピードだけを落とさずにストロークすることです。これで重音はきれいに鳴るはずです。

 アメリカは今大変なことになっています。確かに今留学するのは時期が悪いかもしれませんね。焦らず時を待つことです。物事には必ず時と言うものがあります。厳しい冬に桜の花を咲かせることはできませんが春になれば自然に咲くのです。たくさんの音楽書を読み、たくさんの練習をし、たくさんのライブをやったり観たりして今は着実に力を蓄えておくことです。また、環境や状況に支配されるのではなく、それらを自分の思い通りにすることが大事です。合宿の経験を思い出してください。天気でさえ祈りによって変えることができたではありませんか!必死に祈る者に天は味方するのです。


<MSさんからのお返事>

 早速のご返答大変感謝致します!やはり、ストロークが鍵だったんですねっ!!G−worksで、先生がplayしていたのを思い出しました!!MDも出して来て、先生と僕のストロークでは、トップスピードが違うというかコードの音のバランスが先生の方が、綺麗に響いていました。説明の御陰で、打破出来そうです!!ありがとうございます!矢萩先生にメールをして良かったです!!矢萩先生の言っていた、一語一句を思いだし前向きに頑張りたいと思います!本当に、心から感謝します。矢萩先生ありがとうございます。自分に負けないように、頑張ります!また、質問などメールさせて頂きますがよろしくお願い致します!


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