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Q&A
<Q34> スケールの中で音をどのように使えばいいか?
ガチャピンさん (2003/04/28)
 こんにちは。矢萩さんの本を買ってからというものずっと練習しています。そして最近一通りやり終えて、どんなコードにどんなスケールを使うかとかはわかったんですけど、その使うスケールのなかで音をどのように動かしていけばいいか全然わかりません。音の使い方について教えていただけないでしょうか?


<A> 矢萩秀明

 こんにちは。はじめまして。「音の使い方」をきちんと説明すると一冊の本になりますからここで全部書くことは無理です。コードに対応する5〜8音のスケールの音はすべての音が対等な重要度ではありません。一番重要な音はコードトーンです。コードトーンにリズムを付けて弾いてみてください。問題なく合うと思います。コードトーンにもそれぞれキャラクターがあります。ルート(根音[こんおん])は一番力強いサウンドがしますが、悪く言えば情緒に欠ける音です。「情緒」とは、「明るい&暗い」や「楽しい&悲しい」などの人間の感情を表わしています。力強いソロにしたければルートを多用します。3rdは、もっとも情緒表わす音ですが、悪く言えばもっとも弱々しい音です。美しさや悲しさ明るさなどを強調したい時は3rdを多用します。5thは、ルートと3rdのちょうど中間のサウンドです。完全5度は透き通った高貴なサウンドがします。7thは、長7度ははかなさや物悲しさを表し、短7度は物憂げなけだるさやブルージーな感じを表します。

 次に重要な音はテンションです。テンションをうまく使うとかっこいいサウンドや緊張感のあるサウンドが出せます。ただ、使い方を誤ると返って逆効果です。使い方の基本は「テンション・リゾルブ」と言うテンションの解決方法を学びましょう。

 使い方が難しいのがアボイド・ノートです。アボイド・ノートはコードの響きを壊してしまう音で、一般的には「使ってはいけない音」とされていますが、「使うのに注意がいる音」、または「使い方が難しい音」と考えてください。経過音として使う分には問題ありませんがロングトーンとして延ばす場合、その音がアボイド・ノートだったりすると間違えて聞こえます。

 その外に、「装飾音」や「アプローチ・ノート」があります。これらは、コードトーンやテンションと組み合わせて使います。

 それからコードごとにスケールを切り替えてアドリブしていく方法と、コードごとにアドリブするのではなく、全体のKeyから割り出したスケール(ペンタも含みます)を使ってアドリブしていく方法もあります。

どちらの場合もソロメイキング編で紹介した方法が使えます。

インターバル
トライアドのアルペジオ
四和音のアルペジオ
ユニット
リズムの要素
シークエンス
「装飾音」や「アプローチ・ノート」

などです。

 はじめに述べたようにこの掲示版ですべてを説明するのは無理です。 G-Worksに習いに来てください。

 とりあえずは、「スケールからアボイドを抜いた音で適当に動かしてみる」とか、「コードトーンだけで弾いて見る」、「メジャーコードにはメジャーペンタ、マイナーコードにはマイナーペンタを使って自由に弾いてみる」などを試してみてください。

 アドリブをマスターするのは外国語をマスターするのに似ています。スケールが分かったと言うのは、例えばアルファベットが分かったと言うのに似ています。アルファベットが分かっただけでは単語にも文章にもなりませんから、当然自由に会話できるはずがありません。では、どうしたらできるようになるでしょうか?「アメリカに行く」と言う答えははずれです。考えてみてください。では、また。


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