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Q&A
<Q48> 音楽理論や知識が全くありません
Hさん (2005/11/10)
 音楽理論や知識が全くと言っていいほどないのです。 そのことに関しては、本を読むなどして解決すればよいのでしょうか?

<A> 矢萩秀明

 まず、音楽理論が必要かどうか考えてみましょう。
私の主催する教室G-Worksで、昨年アメリカのバークリー音楽大学を主席で卒業した三枝俊治先生が作曲技法の講座を開いています。私も生徒の一人で様々な技法を学びました。
その、三枝先生の言葉を紹介します。
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『技術は道具』  By三枝俊治
作曲技法講座の三枝です。講座ではジャズ理論を基にした作曲法を理論の講義とともに紹介して行く形をとっています。
作曲技法と言っても、「こうしろ!」と束縛されるものではなく、技法を道具として使うのです。
道具は持っていても使わなくていいわけです。使いたい時に引き出しから出して使う。
本来の使い方と違う使い方を思いついたら、試してみてください。使えればそ れでよし。
ペンチで釘を抜いたり、コップで味噌汁を飲んでもかまいません。
鉛筆で背中をかき、ぬいだTシャツで汗を・・・・・いや・・・・つまり、道具に縛られないでくださいということです。
これから持っていると便利な道具をどんどん紹介していきたいと思います。
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お読みになってどう思いますか?
世界には音楽理論を知らなくても、また楽譜を読んだり書いたりできなくても素晴らしい音楽を創り出す人もいます。
しかし、そのような人は人並みはずれた才能や能力を持っているのです。
ずば抜けた耳や記憶力、想像力、ひらめきや発想、考え抜く力、集中力など・・・・。
また時には優秀なスタッフをかかえているものです。
もし、あなたがそのような才能や能力やスタッフを持っているのなら、音楽理 論を学ぶ必要はないのかもしれません。
私は音楽的な能力に恵まれた人間ではありません。だから、いつも新しいメロディーが泉のように湧いてくるわけではありません。
体調やその時の気分でアイデアが何も浮かばないこともあります。
しかし、それではプロとしての仕事はできません。
だから、便利な道具を使います。それが音楽理論です。
プロと言うのはスペシャリストであり専門家です。普通の人と同じでは困ります。
だからプロにふさわしい技術と知識と経験を持ち、良い道具を用意しているのではないでしょうか?
もしあなたが自分の家を建てる時に、家の設計図も読めず、建築知識もなく、道具も貧弱な大工さんが来たとします。
「俺はいいフィーリングを持ってるし、設計図なんてなくても前に小屋を建てたことがあるから大丈夫。まかせておいて!」
その大工さんがそう言ったとしたら、あなたはどうしますか?
私ならそんな大工さんはごめんです。音楽の世界でも同じです。
音楽理論を学ぶことの必要性を分かっていただけたと思います。
後は、独学か習うかですが、基本的な楽典などは本で独学できます。それ以上の事は良い先生に習った方が良いと思います。

矢萩秀明
 

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