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Q&A
<Q49> ギター・パートをアレンジする時、何に気をつければ良いか?
Oさん (2008/9/10)
 コード譜を渡されて、そこから様々なアレンジをするとき、ギター1本の場合、もしくは、アンサンブル上での場合、何に気をつけてやれば聴きごたえのあるギターパートに仕上ることができるのでしょうか?

<A> 矢萩秀明

 先日、私はあるライブをやりました。
主旋律を取るオカリナとその伴奏のギターとベースと言う編成です。

私は以前にもオカリナの伴奏をした経験がありました。
その時はギターとキーボードで伴奏をしたのですが、前回と今回では演奏内容を変えなくてはなりませんでした。

ギターとキーボードで伴奏した時には、どちらの楽器もコードを弾くことに重点を置くとリズムの面が弱くなってしまいました。そこでコードを押さえることにはキーボードの方が優れているのでキーボードに任せることにして、ギターは主にリズミックにグルーブを引っ張ることに重点を置いた演奏をすると全体のサウンドがすっきりしました。ギターのアタックの音はドラムのハイハット・シンバルに匹敵するからです。

キーボードが相手の時はリズムの形をギターだけではっきり出すため、そしてベース・ラインをはっきりと出すために、コードを弾く時に必ずベース音を入れて弾いていました。
キーボードも左手でベースを弾いていましたが、キーボードの音色によってはアタック音が足りなかったからです。

しかし、今回のようにベースが相手の時は、ベース音を入れてバッキングすると低音が重複してしまったり、二人の出そうとするグルーブが違ったりしてうまくいきませんでした。
そこで思い切ってベースの音と基本的なグルーブを出すのをベースに任せて、私はなるべくベース音を入れないコード・フォームを使用し、リズム・パターンも1拍目を抜いたリズム・パターンに変更してバッキングしたところサウンドもすっきりしアンサンブルも向上しました。

このようにアンサンブルの形態(楽器編成)が異なる場合、ギターの演奏内容は編成や状況によって変化します。
メロディとリズムとハーモニーは音楽の三要素ですが、ギターはどの要素も表現できる優れた楽器です。

アンサンブルの中でどの要素が足りないかを考えてみて、それを補う演奏内容を組み立てると良いでしょう。

具体的にはドラム的なアプローチ、ベース的なアプローチ、キーボード的なアプローチ、そしてギターならではのアプローチにはどんなものがあるか考えてみると良いでしょう。
CDやライブで音楽を聴く時にもそうした観点からギターの演奏内容を分析してみると良いでしょう。

矢萩秀明

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