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Q&A
<Q56> どうしたら太い音が出ますか?
Hさん (2014/3/3)
 音が細いと言われます。どうしたら太い音が出ますか?

<A> 矢萩秀明

Hさん、ご質問ありがとうございmす。

音が細いことの原因は、一つはピッキング方法、もう一つは弦の押さえ方です。

音がか細い人は、ピッキングが良くないことが多いのです。
字を書くときに筆圧が不足しているようなものです。

「良くない」と言うのは単にピッキングが弱いからとは限りません。
強くピッキングしていても、ピッキングのフォームが悪いと、力がうまく弦に伝わらないからです。

これについては、正しいピッキングのフォームをマスターしなければならないでしょう。

ピッキングをコントロールする要素には、次のようなものがあります。

(1)握りの強さ
ピックを握る力の具合で音質や音量が変わる。

(2)深さ
ピックの先端をどれだけ弦に深く入れるか?
音の強さと表情を左右する。

(3)角度
ピックと弦の当たる角度。

(4)スピード
ピッキングやストロークの動作のスピード
一般的には速めにする。

(5)方向
ピッキングの力のベクトルの向きにより音量と表情が変化する。

ピッキングに関しては、他に、アルアイレを使うか、アポヤンドを使うかの奏法の違い、ピッキングのアングルの違いもあります。更に細かいコントロールとしてはピックの重心のコントロールがあります。
この辺りのことは是非習いに来て下さいね。

次に、弦の押さえ方の問題です。
腕のどの部位の関節を使うかの違いが大きいのです。

基本的に手首から先の関節を使い、アポヤンド奏法を使って、平行アングルで弾くのを標準とします。
弦を押さえる力が弱いとよい音は出ません。
音量の小さい痩せて貧弱な音になります。
逆に弦をしっかり押さえれば、音量も上がり、倍音の豊かな、太くてきれいなよい音が出ます。

問題はどこの筋肉を使って弦を押さえるかです。

「え?指じゃないの?」と思うでしょう。
指には筋肉はありません。
一般的には前腕の筋肉を使うのですが、もっとよい方法があります。
しかし、残念ですが、ここまでしか言えません。

ヒントとしては、日常の動作でどんな時にどこの筋肉を使っているのかを研究することです。

矢萩秀明

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