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Q&A
<Q62> バンドのオリジナルでG→G(#5)→G6→Gのコード進行でソロを弾くにはどうしたらいいですか?
Oさん (2017/6/13)
<A> 矢萩秀明

 先日、下記のようなメジャーのクリシェを繰り返すようなコード進行でどのようにソロを行えばよいのかと質問を受けました。

G→G(#5)→G6→G(#5)


Keyは、G Majorだとすると、一番簡単なのはGメジャー・ペンタトニックのフレーズを中心に、メジャー・スケールなどを織り交ぜてアド・リブすることでしょう。
この時、問題になるのはG(#5)コードです。このコードにはD#音という調性外の音が含まれているからです。
Gメジャー・スケールにはこの音は含まれていないので、Gメジャー一発だと思って弾いた時に、G(#5)コードのところでDナチュラルの音を長く伸ばしたりすると、サウンドが濁り、間違ったように聴こえてしまいます。
耳のよい人ならバッキングのサウンドを聴きながら、判断してそのぶつかりを避けることができるでしょう。
また、Gメジャー・スケールから、D#音とぶつかるD音やE音を除いた残りの音だけを使ってソロをすればぶつかる心配はありません。

しかし、もう一歩進んで考えると、別の方法も見えてきます。
G(#5)コードの構成音の内で、Gメジャー・スケールではない音は、D#音です。
これを異名同音変換を行うと、E♭音になります。
すると、G(#5)コードの構成音はG,B,E♭となります。
この3音を含むスケールを探すと、例えばCメロディック・マイナー・スケールがあります。
このスケールはGメジャー・スケールと多くの共通点持っています。
更に、Cメロディック・マイナー・スケール上のダイアトニック・コードを考えます。その中でE♭音を持つコードは使える可能性があるからです。
結果として、Cm△7、E♭M7aug、F7、Am7(♭5)の4つのコードが見つかりました。
この4つのコードにとっては、G、B、E♭の3つの音はコード・トーンあるいはテンションとなり、どの音も問題なく使用可能です。
しかし、こ中で、E♭M7augとAm7(♭5)の2つのコードは、かえってアド・リブがやりにくくなるので除外することにします。
アド・リブを簡単にする為の方法論なので、より難しくなってしまうのでは、本末転倒だからです。
すると、Cm△7とF7の2つのコードが残ります。
この中で、よりギタリストが得意とするブルース・ギター的なフレーズが弾きやすいF7コードを選択することにします。
更に、せっかくF7を使うので、GコードやG6のコードをEm7で代理すれば、Em7とF7は指板上で隣同士にlなっていて演奏しやすくなります。
すると、Em7とFの繰り返しでリハーモナイズしたコード進行でアド・リブすることが可能になります。
もっと他のリハーモナイズも可能ですがここでは割愛します。
このやり方を基に、具体的なフレージングなどは、自分で研究してみてください。

矢萩秀明

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