カッティングするとピックがグルグル回ってしまいます。

2020.10.18


投稿者 Sさん

カッティングするとピックがグルグル回ってしまいます。滑り止めのついたピックを使っているのですが・・・

矢萩秀明のお答え

ありますね。そういうこと。
ピックがずれてうまく弾けなくなってしまいますね。

1.ピックが回転してしまう理由 ピックのは重心

ピックが回転してしまう理由は主に次の2つだと思います。

①ピックの持ち方の重心がずれている
②ピックが弦に当たる角度が悪い(アングル)

ピックには重心があります。
重心には横の重心と縦の重心があるのですが、横方向の重心移動は、ピックの安定を左右します。。
ど真ん中に重心を置けばピックは最も安定します。
しかし、ピックを握る親指の第1関節を曲げて指先 に重心を移動した状態でピッキングを続けるとピックは右側(手の平側)にずれて来てしまいます。

 

逆に、親指の第1関節を逆に曲げて指先を反らせるようにして重心を右に移動した状態でピッキングを続けるとピックは左側(指先側)にずれて来てしまいます。

 

ピックを安定させる為に、ピックの両方のエラに均等に力をかけるようにしましょう。

 

2つのピックのエラを押さえて中央に重心が来るように持つ。

2.ピックが弦に当たる角度 アングル

次に、ピックが弦に当たる角度についてです。これを「アングル」と言います。
アングルを変えることで音質や音量やノイズの出方などに違いが出ますし、弾き心地も変わって来ます。
もちろんピックのずれにも関係があります。

まずストロークを始めようとする時のご自分の手の位置を確認してください。
6弦よりも上に位置していませんか?

この位置から始めると

6弦に斜めに当たってしまう。

6弦よりも高い位置からストロークしようとすると、ては6弦に当たる時には斜めになっていてピックのエッジ側から弦に当たることになります。
これを「順アングル」と呼びます。
ピックがエッジ側から弦に当たるといくらしっかりピックを握っていても弦に当たった衝撃でピックがずれてしまいます。

これを防ぐには、手を弦より下の低い位置に構えることです。この位置から腕を開店させながら手首も曲げてピックを6弦の上に持ってくるようにします。こうすると6弦をヒットする時にはピックは6弦に対して平行に当たる事になります。
この当たり方を「平行アングル」と呼びます。

この位置から始める。

6弦に平行に当たる。

この当たり方なら、ピックの重心を押さえている限り、ほとんどピックはずれません。
試してみて下さい。